クラウンエステートRS試乗記録【第2回】

クラウンエステート

【第2回】クラウンエステートRSのエクステリア徹底レビュー|ワゴン×SUVの融合デザインが刺さる理由

あつしです。

今回はクラウンエステートRSの エクステリア編
何度見ても「これ、ほんとにトヨタ?」と思うくらい、存在感のあるデザインです。

写真を撮りながら細かい部分を見ていくと、
“ワゴンとSUVのいいとこ取り”を本気で狙って作られた車だと分かります。

正面:最初は違和感、今は「これが正解」

最初に見たときは、正直ちょっと違和感がありました。
でも見慣れてくると、この バンパー一体型グリル がめちゃくちゃ良い。

  • 上から下に向かって締まっていくデザイン
  • ヘッドライトは下側に配置
  • 通常ヘッドライト位置はデイライト兼ウインカー
  • この細目のウインカーがとにかくスタイリッシュ

反転するウインカーの動きが本当にカッコいい。

サイド:ワゴンの実用性 × SUVの存在感

クラウンエステートは「ワゴンとSUVの融合」と言われていますが、
実際に横から見るとその意味がよく分かります。

  • 全長:4930mm
  • ホイールベース:2850mm
  • 車高:1625mm

数字だけ見るとSUV寄りですが、
上部はワゴンらしいフラットなラインで、
リアに向かってストンと落ちる形状が荷室の広さを生み出しています。

荷室最大2mは本当に大きい。

21インチの存在感がすごい

写真だと大きさが伝わりにくいんですが、
実物を見ると 21インチの迫力が半端ない

  • タイヤ:235/45/R21
  • RSは赤いキャリパー
  • ホイールはアルミ+樹脂カバー(空力向上のため)

エスクァイアの15インチから乗り換えると、
「タイヤってこんなに大きいの?」と驚くレベル。

リア:一文字ライトと3分割ウインカーが美しい

リアは個人的にかなり好きなポイント。

  • 一文字の水平ライト
  • 上から下に向かって広がるどっしり感
  • ウインカーは3つの細い光が点灯
  • 流れるウインカーよりも“光の質感”が良い

唯一言うなら、
リアワイパーが上部収納だったら完璧だった。

ドアが“底面まで覆う”構造が地味に最高

これ、地味だけどめちゃくちゃ良い。

ドアの下端が車体の一番下まで覆っているので、
雨の日に走っても ドア下が汚れにくい

つまり、
乗り降りのときにズボンの裾が汚れない。

ワゴンやSUVでこれをやってくれるのは本当にありがたい。

ルーフ:バイトーン+パノラマルーフの破壊力

バイトーンを選ぶと、
Aピラーから上が別色になります。

  • マッシブグレー × プレシャスメタル
  • パノラマルーフを付けると前2/3が黒くなる
  • ルーフレールはバイトーンだと黒

パノラマルーフは本当におすすめ。
後席の真上から運転席の上まで光が入るので、
室内が一気に明るくなる。

ボディカラー:マッシブグレーの“光の変化”が最高

RS専用モデルとして用意されているのがプレシャスメタル×マッシブグレー。
このマッシブグレーがまた良い色で、光の加減で 青っぽく見える瞬間がある

青好きとしてはたまらない。

丸い車体のシエンタなどのマッシブグレーと違って、
クラウンエステートのようにプレスラインが多い車だと
陰影が強く出て、色の深みが段違い。

まとめ:実用性とデザイン性が両立した“稀有なワゴン”

クラウンエステートRSのエクステリアは、

  • ワゴンの実用性
  • SUVの存在感
  • クラウンらしい上質さ
  • RSらしいスポーティさ(Zとの違いは赤キャリパーだけだけど)

これらが絶妙に混ざり合ったデザインでした。

次回は インテリア&ラゲッジ編
実測値を交えながら、使い勝手を深掘りします。

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